この記事をご覧頂きありがとうございます。
「テニスグリップが厚い」といわれて、すぐに想像できますか?
無理せずテニスを続けていきたい。
そんなひとに向けてサイトを運営しています。
サイト管理者のシュウです。
今回の記事では、テニスグリップの厚いについて特徴やメリット・デメリットなどを書いていきます。
よければ、テニスグリップ太さ選びの参考にしてください。
テニスグリップ厚いとは?

テニスグリップ厚いの意味
知らない人にとっては、「テニスグリップで厚いとか薄いって、正直なんだろう?」ってなりますよね。
聞きなれない人には、いきなり言われても、ちょっと想像がつかなくないですか。
一般に言われているのが、コンチネンタルというテニスラケットの握り方が「薄いグリップ」。
ウェスタンというテニスラケットの握り方が「厚いグリップ」に分類されます。
テニスグリップの握り方と名称については、こちらの記事に書いていますので見て下さい。
テニスグリップの握り方
厚い・薄いって、多分ですけど、握手をするような感じで手を前に出したときに上から見てラケット面が厚く見えるか薄く見えるかで、こう言われるようになったのかなと思ってます。違うかな?
テニスグリップが厚いと、どんなメリット
よく言われるのが、テニスグリップが厚いと「トップスピンをかけやすい。」「高い打点から打ち込みやすい。」です。
もうひとつ個人的に感じるのが、強いボールを打つときに手首にかかる負担が減るということ。
コンチネンタルグリップの薄いグリップでテニスをやっていると手首がグキッとなって痛めることが多いのです。
ですが、ウィエスタングリップの厚いテニスグリップのときは、私の場合、手首がガッチリ固定されている状態で打つことになるので、手首を痛めることが少ないです。
テニスグリップが厚いと、どんなデメリット
初心者でこの厚いグリップに慣れていない人の中には、ラケット面が下に向いたまま水平にラケットを振ってしまって狙ったところにボールが行かないなどのデメリットがあります。
その他は現在のテニスだと、この厚いグリップにはあまりデメリットはなさそうです。
しいて言えば、低い打点のボールを打ちづらい。
スライスボールが打ちづらい。
あとは、片手バックハンドでボールを打つときにグリップを変えるか、無理な体勢で打たなければならない。
どれも打ちづらい程度だったり、バックハンドの場合は、グリップを変えるか、両手打ちでバックハンドを打てば解決する問題なのでそれほど問題ではないと思います。
しっかり、厚いグリップでの打ち方をマスターすれば、強力な武器になるでしょう。
テニスグリップの厚い、薄い表現はどこ発祥?

テニスグリップの厚い、薄いの表現が生まれた
正直、「テニスグリップが厚い」とか「薄い」とか誰がいい始めたんでしょうね。
これと言った定義も明文化されたものも特になさそうで、はっきりしません。
そこで、想像ですが、このテニスグリップの厚い、薄いという表現は、日本発祥の言い方なんじゃないかと私は個人的に思っています。
テニスグリップの厚い表現が生まれた理由(仮)
理由は、硬式テニスのテニスラケットのグリップは、コンチネンタルグリップを最初に基本として教えられることが多いのでないでしょうか。
そして、硬式テニスのラケットは、このコンチネンタルグリップで持ちやすいように、グリップがラケット面に平行に長くなっています。
この基本のコンチネンタルグリップから他のグリップを教える場合、厚い方向しか、表現はいらないんじゃないでしょうか。
一方、ソフトテニス(軟式)のテニスラケットのグリップは、硬式のテニスラケットのグリップのようには細長くなっていません。均等です。
ということは、基準が分かりづらい。
この基準が分かりづらい状態でテニスグリップを教える場合、どうしても細かく指示する必要に迫られます。
そこで、「もっと厚く」とか「もう少し薄く」とか細かく表現する必要に迫られたのではないかというのが理由のひとつ。
テニスグリップの厚い表現が日本発祥な理由(仮)
それから、ソフトテニスは、硬式テニスより後に、日本で硬式のボールの入手が困難ということで、生まれたスポーツである。
ということは、ボールがないなどの理由から日本では多くの人がソフトテニス(軟式)に転向していったのではないか。
そんなひとは、今までのコンチネンタルグリップからウェスタングリップへの大きく変更する必要に迫られた。
そんな時、テニスグリップを教えるときに、「その薄いグリップだと打ちにくいよ、もっと厚く持ったほうがいい」などと言い始めたのではないかというのが二つ目の理由。
これらは、あくまでも個人的な見解ですが、なんとなくそんな風景が目に浮かびませんか。
ただ、アメリカでも、英語で、thin(薄い)とthick(厚い)という表現が使われることもあるようなのでアメリカ発祥説も完全に否定はできなそうです。
例えば、アメリカにテニスが渡って、テニスコートの環境にあわせて、イースタン、ウェスタンのグリップが出来たときに説明の為に使われだした言葉なのかもしれませんね。
でも、私は日本発祥説を押したいですね。
この厚いとか、薄いなどのちょっと曖昧な感じで、「空気読めよ、詳細は見て盗むんだよ、察しろ」みたいな表現は、日本ぽくないですか。
アメリカ発祥ならもう少し明確な表現を使いそうじゃないですか。
例えば、イースタングリップ、ウィエスタングリップなどアメリカで生まれたとされる表現のグリップは、かなり明確に決まってますよね。
テニスグリップの握りの方の詳細は
を参照してください。
テニスグリップ厚い薄いの疑問
それから一つ疑問なのが、コンチネンタルグリップをさらに、テニスラケットの上部を内側に倒した場合は、薄いのか厚いのか?
上から見てラケット面が厚く見えるか、薄く見えるかの条件でいけば、ラケット面は厚く見えるので厚いといいそうですよね。
でも、どうも私の周りでは、このグリップは、コンチネンタルよりさらに薄いと認識しているひとの方が多いようです。
ですが、一番多いのは「そんなこと考えたこと無い」でした。
このあたりは、かなり曖昧のようです。





