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テニスグリップの握り方何が正解か悩んだことありませんか?
無理せずテニスを続けていきたい。
そんなひとに向けてサイトを運営しています。
サイト管理者のシュウです。
テニスグリップの握り方って、テニスをやるにあたってかなり大事です。
これによって、上手くボールをリターン出来るかが変わってきます。
今回どんなテニスグリップの握り方があるのか、どう選べばいいのかについて以下の点について書いてみました。
・テニスグリップの握り方基本形
・テニスグリップの握り方でよく聞く用語
・テニスグリップの握り方もうひとつの分類
・自分にあったグリップの見つけ方
よければ、テニスウェアのメンズもの選びの参考にしてください。
テニスグリップの握り方基本形
テニスグリップの握り方(1.コンチネンタルグリップ)

普通に握手をするような手の形にして、ラケット面を地面に対し垂直になるようにテニスグリップを握るのがコンチネンタルグリップと言います。
この握り方が、最も古いテニスグリップの握り方と言われています。
このテニスグリップの握り方は、イングリッシュグリップとも呼ばれ、芝生のコートでのプレーであまりボールがバウンドしないコートでこのテニスグリップが使われていました。
サーブ&ボレーヤーに向いていて、フォアとバックもこの握り方で打つことができます。
フォアではスライスボールが打ちやすくなります。
テニスグリップの握り方(2.イースタングリップ)

ラケットを左手で持ち、右手をラケット面に当てます。そのまま右手をグリップまで移動させて軽く握ります。
右利きの人でいうと、コンチネンタルのグリップに比べて、ラケットをそのままに右手を少し右に回した位置に持ってきた握り方になります。
ラケットの面と手の平が同じ平行になるのでボールを扱い捉える感覚が分りやすいです。
テニスグリップの握り方(3.セミウエスタングリップ)

イースタンとウエスタンの中間のグリップの握り方で、ラケット面がやや下を向きます。
最近は、このテニスグリップの握り方をする人が増えているようです。
このグリップの握り方は、このままバックハンドを打つのは難しいため、大抵の人がバックハンドでボールを打つときは、グリップの握り方を変えることにまります。
力が入りやすく、回転もかけやすいというバランスの良いグリップです。
テニスグリップの握り方(4.ウエスタングリップ)

ラケットを地面に置き、上からまっすぐグリップを握る持ち方です。
私がソフトテニス(軟式)を始めたときは、このテニスグリップの握り方を教わりました。
私がソフトテニス(軟式)をやっていたときは、この握り方でフォアでもバックでもボールを打っていました。
(そう教わったので、それ以外のテニスグリップの握り方はないと思いこんでいました。)
しかも、ボールを打つ面は常にラケットの片側の面だけでした。
なので、バックハンドでボールを打つときは、グッと右手を左回りにひねって打つので、結構無理な体制になり、しかもその状態だとラケット面の角度にあまり自由度がなく、すごくバックハンドでボールを打つのが苦手でした。
今思うと、もっと自由な発想でテニスグリップを変えればよかったと思います。
ウエスタンは名のとおり、アメリカ西部地区で使われていたテニスグリップの握り方らしいです。
こちらの地方では、ハード(コンクリート)コートが多く、ボールのバウンドが高くなりがち、そこで、打ち下ろすような打ち方がやりやすいウェスタンが主流になっていったようです。
日本でソフトテニス(軟式)のボールが軽いため、ボールを力強く打つ必要性からこのテニスグリップの握り方がソフトテニス(軟式)で広まりました。
トップスピンがかけやすく、また高い打点でボールを打つのに適しています。
テニスグリップの握り方でよく聞く用語

テニスグリップの握りで、「もっと厚めに」とか「もう少し薄めがいいんじゃない」とか「厚め」「薄め」と言われることがあると思います。
私の場合、ソフトテニス(軟式)から始めてウェスタンしか教わらなかったので、「厚め」「薄め」もなく、最初に聞いたときは、一体何を言っているの?どこが厚いの?薄いの?って感じでした。
多分ですけど、厚い・薄いって、握手をするような感じでラケット持った手を前に出したときに上から見てラケット面が厚く見えるか薄く見えるかで、こう言われるようになったのかなと思ってます。違うかな?
本当は違うかもしれませんがそう覚えておけば、覚えやすいと思います。
テニスをやる上で、よく聞くフレーズなので、円滑なコミュニケーションのためにも覚えておきましょう。
テニスグリップの握り方(厚い)
これの代表は、ウェスタングリップですね。
厚めにと言われたときは、このウェスタングリップ方向にラケットを持つ事になります。
テニスグリップの握り方(薄い)
これの代表はコンチネンタルグリップですね。
薄めにと言われたときは、このコンチネンタルグリップ方向にラケットを持つ事になります。
テニスグリップの握り方もうひとつの分類
ここまで、説明してきたテニスグリップの握り方で、コンチネンタルやウェスタンはテニスをやっているとどこかで聞くことはあると思います。
ただ、テニスグリップの握り方の分類にはこれだけではなく、もうひとつあります。
テニスグリップの握り方(ピストルブリップ)

これは、ピストルの引き金に人差し指をかけるように人差し指と中指を話してグリップを握る握り方です。
私の場合、最初に教わったのがこの握り方で、この握り方しか知らずにずっと来ました。
教わった先生によると、ラケットをよりコントロールしやすくするためにやるんだと教わってました。
確かに、グーに握った手より、人差し指を伸ばしている方が、手首の可動域が広いです。
それから、腕からラケットにかけて、より一直線になり腕の延長で扱いやすく、より遠くのボールまで届きます。
ボールを打つときは、少し体から離れた位置を打点とするときにこのテニスグリップの握りが適しています。
テニスグリップの握り方(ハンマーグリップ)

これは、図のようにハンマーを握るときのような握り方です。
人差し指と中指を話さずにラケットを握り込む握り方です。
私の場合は、ピストルグリップの方を教え込まれてしまったので、このハンマーグリップの握り方はしないのですが、
ちょっと、このグリップで握ってみたところ、ぐっと握り込んで、手首がぐらつかずに安定している感じです。
ただ、このテニスグリップの握りのまま、遠くのボールを打とうとして、ラケットの伸ばすように倒すと、少し手首に無理がかかり負担があるように感じます。
このテニスグリップの握りのときは、あまり体から離れていないボールを打つのに適しているように感じます。
自分にあったグリップの見つけ方
テニスをする上で大切なことは、相手のボールの勢いに負けずに打ち返すことです。
そのために最適なのは、もっとも力が入る打点でボールを捉えることです。
私が、テニスを始めた頃ならったのは、ボールがバウンドして最高点に達した後、ボールが落ちてきて自分の膝(ひざ)の高さに来たときに、体の真横で捉えるのが良いと教わりました。
これは、相手の売ったボールが一度バウンドして最高点に達した後なのでボールの勢いが落ちている状態なので打ちやすいとう理由からでした。
なので、基本初心者の方は、この位置で打つようにするのがいいと思います。
ただ、みんながこの位置がベストな位置ではありません。
この位置がどうもしっくりこないなと思う人は、次の事を試してみてください。
「体の真横、膝の位置」や「体より前で、腰の位置」などラケットの位置を変えて、そのとき誰かにラケットに力を加えてもらう、または、その位置で壁などを押してみます。
そのとき、どこが一番力を加えやすいかを探ります。
その見つかった位置が自分にとって一番力が入る打点になります。
打点が決まったら、その打点でラケット面が、ボールを打ち込みたい方向に向くようにテニスグリップを選択します。
例として、
体の真横で、打点が下の方にあれば、コンチネンタルのような薄めで、ピストルグリップにするとラケット面が垂直になり打ちやすいグリップになります。
打点がもう少し上ならば、ハンマーグリップに変えると打点が上がってちょうどよくなります。
打点が体の前の方でさらに高い位置にあるならウェスタンの厚めで、マンバーグリップがラケット面が垂直になり打ちやすいでしょう。
初心者としては、目安としては、こんな感じで自分のグリップを決めていけば良いとおもいます。
上手になっていったら、戦略を考えてもう少しラケット面に角度をつけようとか、いろいろと試してみるといいと思います。
私がテニスを始めた頃に固定観念でテニスグリップを決めて固定してました。
でも、もっと自由な発想で、いろいろと試してみればよかったなと思います。
そうすれば、バックハンドももっと上手に打ち返せて、もっとテニスを楽しめただろうなと後悔してます。




