
この記事をご覧頂きありがとうございます。
テニス初心者の人は、テニスのルールそれも硬式ダブルスとかだとどうしていいか分からないことがあると思います。
ボールを打った後は、何をすればいいの?、どこにいけばいいの?
シングルスならまだ自分だけなので、変なことしてしまったとしても、そんなに気にしないという人も、ダブルスになるとパートナーがいる為、変なことしちゃいけないとか気をくれしてしまうということあるんじゃないでしょうか。
無理せずテニスを続けていきたい。
そんなひとに向けてサイトを運営しています。
サイト管理者のシュウです。
最低限これさえ知っていれば、初心者を脱出できる内容を以下の3点を中心に記事にしました。
1.テニスのルール硬式ダブルス試合の構成
2.テニスのルール硬式ダブルス試合の始め方
3.テニスのルール硬式ダブルス試合中の立ち位置
初心者を脱出するためによかったら参考にしてください。
テニスのルール硬式ダブルス試合の構成

テニスのルール硬式ダブルス「ポイント」
どんなときにポイントがはいるかというと、大まかには以下の4つです。
1.打ったボールが相手のコート内に入らなかった場合
2.相手のボールが自分のコートに入ったのに打ち返せなかった場合
3.サーブを2回とも失敗した場合(ダブルフォルト)
4.プレー中、ネットに触れてしまった場合(タッチネット)
そして、ポイントの数え方が、
0ポイントを「ラブ」
1ポイントを「フィフティーン」
2ポイントを「サーティ」
3ポイントを「フォーティ」
といいます。
そして、この点数を言うときは、必ず、サーブする側の点数からいいます。
例えば、ゲームが始まって最初にサーブを打ったほうが得点した場合は「フィフティーン・ラブ」とコールします。
ゲームが進んでサーブする側もレシーブする側も同じポイント取った場合は「オール」という言葉が点数のあとに付きます。
例えば、サーブする側もレシーブする側も2ポイント取った場合は「サーティ・オール」です。
ただし、両方が3ポイントとった場合は、特別に「デュース」といいます。
このデュースとなったあとは、ポイントをとった側に「アドバンテージ」をつけます。
例えば、サーバーがポイントを取れば「アドバンテージ・サーバー」
レシーブ側がポイントを取れば「アドバンテージ・レシーバー」です。
テニスのルール硬式ダブルス「ゲーム」
基本的には、4ポイントを先にとったチームが「ゲーム」をとります。
両チームが3ポイントをとって「デュース」となった場合は、連続で2ポイントとったチームがゲームをとります。
ゲームの数え方は
0ゲームがラブ
1ゲーム以降は「ワン」「ツー」「スリー」と普通にカウントしていきます。
ゲームは「ポイント」とは違い、
リードしている側を最初に、負けている側を2番目に言います。
例えば、最初のゲームでサーブする側がゲームとった場合でも、レシーブ側がゲームを取った場合でも
「ワン・ラブ」とコールします。
そしてゲームが進んで、サーブする側とレシーブ側が同じ数、ゲームを取った場合は、「オール」をつけて
「ワンオール」や「ツーオール」とコールします。
テニスのルール硬式ダブルスセット
セットはゲームの上の単位で、6ゲームとるとセットをとることが多いです。
ただし、ここでタイブレークというルールがあります。
2ゲーム差以上あった上で6ゲームをとらないとセットをとること出来ないとうルールがありますが、試合を長引かせない為に考え出されたルールです。
これは、6対6のゲームとなった場合は、次のゲームで7ポイント先にとった方が、そのセットをとるというルールです。
ただし、ここでも2ポイント以上差をつけなければならないので、6ポイント対6ポイントとなったら、ここからは、先に2ポイント連続でポイントを取ら泣けばいけません。
結局長引いてしまうので、タイブレークやセットも無しで、3ゲームや5ゲーム先にとったチームが勝ちなどとする場合もあります。
このあたりは、大会毎に違ってきますので、試合の前に、何ゲーム先取の何セットマッチなのかをタイブレークは採用するのかは必ず確認が必要になります。
テニスのルール硬式ダブルス試合の始め方

テニスのルール硬式ダブルスサーブ権
試合を始めるにあたって、どちらのチームが先にサーブをするのか決めなければいけません。
この事を「トス」と呼びます。
このトスの方法は、一般的にはラケットを回して表が出るか裏が出るかで決めます。
やり方は、ラケットの裏表を確認してもらいます。
通常ラケットグリップの底にラケットメーカーのマークが書かれているのでそのマークで表裏が決まります。
次にラケットの持ち主がラケットを回します。
そしてこの回転中に、相手チームが表か裏かを宣言します。
宣言が当たれば宣言したチームが選択権を得ます。
宣言が外れたたラケットを回したチームが選択権を得ます。
選択権を得たチームは、以下の3つうち1つを選択することが出来ます。
1.自分のチームがサーブから始めるかレシーブから始めるか。
2.どちらのコートからはじめるか。
3.選択権を相手チームにゆずる。
1番を選んだ場合は、コートは相手チームが選ぶことになります。
2番を選んだ場合は、サーブかレシーブかは相手チームが選ぶことになります。
3番を選んだ場合は、相手チームが先に1番か2番を選び、自分のチームはその反対を選ぶことになります。
テニスのルール硬式ダブルスサーブの決まり
サーブには、いくつか守らなければならないルールがあります。
サーブが打てないと試合が始まりませんので以下に箇条書きで書きます。
1.サーブは、手でボールを空中に投げ、ボールが地面に着地するまでにラケットで打つと決められています。
2.ゲームの始まりは必ず、下の図のネットに向かって右側の黄色の位置から赤色で示した相手側のコートに打ち込みます。
このとき、サーブを打つ人は、ボールを打ち終わる前にラインを踏み越えてコート内に入ってはいけません。

3.1本めのサーブが失敗した場合、2本めを打つことができます。
2本ともサーブを失敗すると相手チームに1ポイントが入ります。
4.ポイントがどちらかのチームに入るごとに交互に右、左とサーブを打つ位置を変えます。
試合中、サーブを左右のどちらから打つのかって、試合が白熱してラリーの応酬が続くと、次はどちらから打つのか忘れてしまうことって結構あるんです。
審判がいる試合であればいいのですが、セルフジャッジといって、プレイヤーが審判を兼任することがテニスでは結構あって、そうなると本当に分からなくなることがしょっちゅうでした。
こんな時の対策は、現在のサーバー側とレシーバー側のポイント足した数が奇数か偶数かで判断するといいですよ。
サーブは必ず、ネットに向かって右から始めますので、現在の合計ポイントが奇数なら次は左からですし、偶数なら右からのサーブになります。
以上がサーブをするときの覚えておきたい決まりです。
それから、サーブ練習については、以下のページでまとめていますのでよかったら参考にしてください。
テニスサーブ練習まとめ
テニスのルール硬式ダブルス試合中の立ち位置

テニスのルール硬式ダブルスゲーム展開サーブ時のそれぞれの立ち位置
サーバーの立ち位置は上で説明した位置になります。
そしてレシーバーの立ち位置はというと、上で説明した赤色の部分めがけてボールが打ち込まれ、ワンバウンドしたボールを打ち返さなければならないので、それより後ろに構えることになります。
このサーバーとレシーバーの立ち位置はボールを打ち出すところと、ボールが向かう先が決まっているので必然的に決まってきますから問題ないですよね。
問題はテニス硬式ダブルスでの残りの人達の立ち位置ですよね。
初心者の中には、ここでどこに立っていればいいんだろうと悩む人もいるでしょう。
理屈が分かってくれば不安もなくなり、自信をもってテニス硬式ダブルスを楽しめるようになるでしょう。
まずは、サーブチームの人は、サーブを打ち込むエリア側のネットにより近い位置に立ちます。
理由は、打ち返してくるレシーバに近い位置に立てば、レシーバーが、その人を避けて打ち返せる範囲が狭まりますよね。
それから、気をつけたいのが、サイド側を抜かれることです。
ここを抜かれると、サーブを打った人がボールを打ち返す為に長い距離を全力で走ってこなくていけなくて大変なのです。
なんとか打ち返せたとしても、体制を崩したり、なんとか返したボールなので相手のチャンスボールになりやすくなります。
なので、サイドを抜かれないようにするのは大事です。
次は、レシーバー側のもう一人の立ち位置です。
こちらも、ネットに近い位置に立ったほうが、より相手からのボールをブロックできそうですが、こちらはネットより少し離れた位置に立ちます。
理由は、例えば、自分がレシーバー側でネット近くに立っているとすると、レシーバーが打ったボールをサーバー側のネット近くに立っているプレイヤーに、自分の後ろにボレーされてしまう可能性があるのです。
ここにボレーされると、さすがにレシーバーもそこまでボールに追いつけません。
なので、この後ろをとられない位置まで下がらなくてはいけません。
かと言って、下がりすぎてしまうと、ネット際にポンとボールをボレーされて落とされると、このボールにも追いつけません。
このバランスをとった位置に立っていなければいけないのです。
以上がサーブのときのそれぞれの立ち位置とそこに立つ理由です。
理由が分かれば、少しは自信を持ってテニス硬式ダブルを楽しめますよね。
テニスのルール硬式ダブルスゲーム展開試合中の立ち位置
テニスの硬式ダブルスでの試合中の立ち位置の基本的考え方はサーブのときの立ち位置と同じです。
ネット際に立つ人は、相手が打てる範囲を狭める為にブロックするように立ちはだかります。
後ろの人は、ネット際の人がブロックしきれない範囲いち早く移動できる位置体制をとります。
基本的な考え方はこんな感じです。
うまくなってくると、相手の動きやクセを読んであの辺りが弱そうだと狙いをつけて攻めていきます。
テニスのルール硬式のひとりごと

ここでちょっと話は変わりますが、テニスのルールで私が違和感を感じることについて一言二言。
ゲーム内でのポイントの数え方は、「フィフティーン」「サーティ」「フォーティ」と変わった数え方ですよね。
でもなぜか、ゲームになると、普通に「ワン」「ツー」「スリー」なんですね。
なんだか違和感、一貫性ない感じじゃないですか。
それから、テニスのルール硬式ダブルスセットのところで話したタイブレークというルールがあります。
時間を長引かせない為に考え出されたルールのようですが、なんだか細々とわかりづらい決まりがあるんですよね。
サーブ交代タイミングも、コートチェンジのタイミングも今までのゲームと違うんですよね。
時間短縮の為に平等感を出しつつ考えられたルールのようですが、統一感の無い無理矢理な感じ。
例えるなら、政治家が場当たり的に決めた法律・条例が複雑怪奇になっていって、結局、殆どの国民が理解できなくて、本来の目的からもずれていった法律・条例のよう。
それから、テニスウェアは白色じゃないといけないというルールがあります。
最近は、そんなに、厳しくありませんが、今だにテニスウェアは白色じゃなきゃいけないと厳しく規定している大会もあります。
その理由が、汗ジミが白色以外のウェアだと目立つから、下品だという理由らしいのですが。
これも、スポーツしてるんだから汗なんて当たり前じゃないのかな。
これもなんだか違和感。
テニスって、ちょこちょこ矛盾や一貫性が無いルールが存在してるんですよね。
まぁ、でもこれは、世の中は矛盾や理不尽なことがあるんですよとか、もっと不快意味や、崇高なメッセージがテニスには含まれているってことでしょう。たぶん。
それから、テニスウェア選びについて以下の記事に書いていますのでよかったらこちらも参考にしてみてください。
テニス練習着選びで、あなたは損してませんか!
この他のテニスのルールの気になることや注意点については、
にてご紹介してますので、時間がある時にどんどんチェックしてみてください。
この記事を最後までお読み頂き有難うございました。





