テニスサーブ練習で心配な怪我

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この記事をご覧頂きありがとうございます。

テニスのサーブ練習って、自分でボールを打つだけなので
怪我する要素なんてなさそうと思いがちですが
思いがけず怪我することがあります

これを知っているか知らないかでしなくてよいテニスのサーブ練習で
心配な怪我を避けられます。

無理せずテニスを続けていきたい。そんなひとに向けてサイトを運営しています。
サイト管理者のシュウです。

わたしがテニスのサーブ練習をやっていて実際に怪我をしたことや、
ハッとしたことを以下の内容で記事にしました。

・テニスサーブ練習で起きる心配な怪我で主なもの
・テニスサーブ練習で心配な怪我をしないために

わたしがテニスサーブ練習で経験した怪我を
記事にしましたので参考にしてみてください。

テニスサーブ練習で起きる心配な怪我の主なもの

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テニスサーブ練習で心配な肩の怪我

テニスのサーブ練習で頑張りすぎちゃうと肩を痛め傷めることがあります。

特に痛めやすいのは、できるだけ高い打点から
強烈なサーブを打ち込みたい気持ちから
限界まで腕を振り上げることにより、
腕から肩、背中へと伸びきった状態で力いっぱい
打ち込んだ時に突然肩や背中に痛みを生じるものです。

何故これで肩や背中を痛めてしまうかというと
中学や高校の物理で習わなかっただろうか、「力のモーメント」について。
ときには、回転力、トルク、力の能率、回す力、ねじる力などといわれるものです。

簡単にいうと回転するときの回転軸と半径の距離が長いと小さな力で
大きな回転力が得られるというもの。

例えば、「ネジ回しのドライバ」
握りの部分が大きい方が硬くなって回せなくなったネジでも回せたりしますよね。
(ドライバの握りの部分が大きいということは、回転の半径が大きいということ)

テニスのサーブ練習のとき腕を伸ばしきっているということは
このネジ回しのドライバの握り部分が大きいのと同じ状態です。

すると、腕を伸ばしきっていない時に比べて
より大きな力が回転軸にあたる肩や背中に伝わってしまいます。

これによりボールがラケットに当たった瞬間のダメージが
より大きくなって肩や背中に伝わることになります。

そしてこの衝撃に耐えられなくなった時に肩や背中に怪我を負ってしまいます。

それからもうひとつ、筋肉は縮んでいくときに力を発揮するもですよね。

高い打点からのサーブを狙っているときは筋肉が伸びきっている状態。

こんな伸びきっている状態では、筋肉が力を発揮しきれずに、
衝撃吸収に耐え切れずダメージを受けやすくなってます。

この「力のモーメント」と「伸びきった筋肉」の2つが原因で
テニスのサーブ練習で肩を痛めてしまうとわたしは考えています。

テニスサーブ練習で心配な怪我、足へのダメージ

つぎのテニスのサーブ練習で心配な怪我に
足をラケットで打ち抜いてしまうことがあります。

これはテニスのサーブ練習でボールを打つことばかりに夢中になって
ほかのことが頭にないときに起きることが多いです。

これって本当に情けない気持ちになります。

誰に八つ当たりすることもできません。

自分で自分のからだの位置すら把握できなないのかと
悲しくなります。

ラケットで打ち抜いてしまった足の痛みに加えて
心の痛みが加わってとてつもなく痛いです。

情けない、悲しい、痛いのトリプルパンチでかなり落ち込みます。

テニスサーブ練習で心配な怪我をしないために

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テニスサーブ練習で心配な肩の怪我をしないために

テニスのサーブ練習で肩を痛めないためには、
まずは、十分に準備運動することです。

筋肉を温めておくことで怪我をしにくくできます。

それから「力のモーメント」によるダメージを減らすためには
めいっぱい腕を伸ばしきっての強烈なサーブを打たないことです。

伸ばしきらないことにより、回転半径を短くして
肩や背中にかかるダメージを減らすことができます。

さらに、筋肉を伸ばしきらないことで筋肉の力を発揮して
衝撃を吸収することもできます。

伸ばしきったままの状態だと、肘などの関節にもダメージを受けてしまうので
腕なども少し曲げた状態でテニスのサーブ練習をすることをお勧めします。

できるだけ高い打点からの鋭角に切り込んだ強烈なサーブを打つことは
スカッとしてきもい良いものですが
怪我をしてしまっては元も子もありません。

そこは、ぐっとこらえましょう。

テニスサーブ練習で心配な怪我、足へのダメージを受けないために

テニスサーブ練習で自分自身を打ち抜いてしまわないようにするには
自分の体がサーブ中どういう状況にあるのかを
ちゃんと把握しておく必要があります。

ただ闇雲にテニスのサーブ練習をするのではなく
まずは、自分のサーブ時のフォームをしっかり把握すること。

素振りで何度もラケットの軌跡をからだに覚えこませることです。

それから、実際にサーブを打つ前にも一度素振りをしてみて
この軌跡でラケットを振り抜くんだなと認識させてサーブを打つと
まちがって、自分の体をラケットで打ち抜いてしまうことは避けられると思います。

ただし、本気の試合のときは、素振りをやってからのサーブをやっていると
サーブのコースが相手にバレてしまいますから気をつけてくださいね。

もし、怪我をしてしまったら無理をせず、室内練習もおすすめ。
自宅でサーブの基礎練習について紹介していますので
興味がある方はご覧下さい。

テニスのサーブ練習が室内でもできる